子育てラボ🌱Monte

0歳児こびとちゃんとモンテッソーリ教育&赤ちゃん学を実践するブログです☺︎

【目からウロコ】首すわり、寝返り、お座りの順番にできるのはなぜ?

はじめて寝返りができるようになった生後4ヶ月のこびとちゃんです☺︎
薄いクッションからころんと転がったので、まだ平面での寝返りには至っていませんが、目を離した隙にうつ伏せになって、見たらニコニコ笑いかけてきたのでびっくりでした(笑)

赤ちゃんの成長は早いものだと感心するのですが、ちょっと疑問に思うことがありました。
なぜ人間の赤ちゃんは「首すわり→寝返り→お座り→ハイハイ→つかまり立ち」の順に体の機能が発達していくのでしょうか?
ハイハイせずに立った赤ちゃんはたまにいるようですが(私です)、寝返りしてから首がすわる赤ちゃんの例はないはずですよね・・・。

ということで、今回は赤ちゃんの体の発達の順番が決まっている理由についてまとめます。なかなか目から鱗の内容でした。

世界共通!赤ちゃんの成長段階

運動能力の発達はそれ自体も重要ですが、手を伸ばすことでものを触り、重さを感じたり、体を動かすことで環境を探索したり、
さらには自分で思い通りに動けるとニコニコ嬉しくなるといった自立心や自尊心などの感情の発達にも大きな役割を果たします。

この運動機能、世界中の赤ちゃんがほぼ同じ時期に同じことができるようになるのには驚きです。

運動能力の発達においてもっとも驚異的なのは予測可能性だ。ほぼ全ての文化で、ほぼ全ての赤ちゃんが、同じ一貫した流れで粗大運動と微細運動能力を獲得していく。
ー『赤ちゃんの脳と心で何が起こっているの?』Lise Eliot

もちろん個人差が数ヶ月ごとにありますが、どの文化でも首すわり、寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ちがある程度決まった時期にできるようになります。
なんだか幼虫がさなぎになって蝶になるような感じですね(笑)

神経の接合は頭からつま先へ

では、世界中の赤ちゃんが同じように首すわり→寝返り→お座り→ハイハイ→つかまり立ち」の順で成長するのはなぜなのでしょうか?

ここに答えがありました!

運動野の中で成熟に至る第三の勾配が運動発達の進展に大きな影響を及ぼしている、この領域は下部から上部へとーーーコントロール対象となる筋肉の部位でいえば、頭からつま先に向かってーーー発達する。
ー『赤ちゃんの脳と心で何が起こっているの?』Lise Eliot

つまり、「首すわり→寝返り→お座り→ハイハイ→つかまり立ち」は頭からつま先の順番だったんですね!
ものすごく単純でありながら、言われてみれば納得です。

難しい言葉で言うと

皮質脊髄路の神経線維で最初にシナプス接合が形成されるのは頭部の筋肉をコントロールするもので、続いて腕と上体、さらに脚が続く。
ー『赤ちゃんの脳と心で何が起こっているの?』Lise Eliot

ということで、ざっくり言うと筋肉をコントロールするための経は「頭部→腕→上体→脚」の順に接合されるそうです。なるほど!

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皮質脊髄路が成熟してきているこびとちゃんです☺︎

速い動きができるためには

幼児の動きが年齢を重ねるにつれて、少しずつ滑らかに速くなるのは、神経の接合が頭からつま先へと進み、さらに髄鞘形成によってスピードアップするからです。

髄鞘は、神経が電気コードだとすると、感電したり配線ミスがないようにする電気コードのカバーの役割です。
脂質の層でできているため、赤ちゃんが母乳やミルクからたくさんの脂肪を吸収する理由の一つでもあると言われます。

髄鞘形成の主な機能は神経伝達のスピードを高めることで、神経が長いほど髄鞘形成による高速化の効果は大きい。
ー『赤ちゃんの脳と心で何が起こっているの?』Lise Eliot

この髄鞘形成によって、神経回路が機能すると同時に動きがスピードアップできるんですね。

神経の成熟度チェック

先ほど出てきた神経経路の皮質脊髄路の成熟についてチェックできる反射がバビンスキー反射です。新生児との遊びで以前紹介したものでした(笑)

バビンスキー反射は原始反射の一種で、 足の裏をかかとから指先に向かって指でなぞると、指先が開く反射です。

生後4ヶ月まではつま先側へ開き、正常に成長している場合には4ヶ月以降足底側に曲がります。
これで皮質脊髄路が機能し始めたことをチェックできます。
お近くの赤ちゃんで試してみましょう(笑)

demichannel.hatenablog.com

 

おしまいに

生後4ヶ月を過ぎたこびとちゃんは、バビンスキーをしたらちゃんと足裏方向に指を握るように曲がりました。皮質脊髄路が機能し始めたようで嬉しい反面、新生児までのパアのお指が見れないのはちょっと寂しいものです。